理系じゃないけどSublime text3を使う
Matlabは便利なIDE上で動くし、RはRstudio、LaTeXもTexpadを使うというなんちゃってっぷりを発揮していた私ですが、そろそろカッコイイエディタを使いたい!と思っていたところ、Sublime text3をおすすめされました。
この前導入したPython3をSublime text3で開発するために、設定してみたのでメモします。
とりあえずPythonを便利に扱うために以下の作業を行いました。
- Tabをスペースに置換、インデント数をスペース4つにする
- Package Controlの導入
- SublimeREPLの導入
- Python3でBuildできるようにする
Tabをスペースに置換、インデント数をスペース4つにする
タブを半角スペースに置き換え、更にインデント数を半角スペース4つにしたいので、Pythonプログラムを開いた状態で「Sublime Text」→「Preferences」→「Settings More」→「Syntax Specific – User」を選択、Python.sublime-settingsファイルが開くので以下の内容を記述し、保存します。
{ "tab_size": 4, "translate_tabs_to_spaces": true }
Package Controlの導入
Package Controlは、Sublime Textにパッケージを入れるためのパッケージ管理ツールです。まず、以下のページにアクセスします。
https://packagecontrol.io/installation
SUBLIME TEXT3を選び、コードをコピーします。Sublime text3を開き、Show consoleでコンソールを表示し、ペースト、Enter。Cmd + Shift + p でPackage Controlが立ち上がります。
SublimeREPLの導入
SublimeREPLは、様々な言語に対してインタープリターを実行できるパッケージです。タブをターミナルとして使うことができます。Package Controlを立ち上げ、Install Package→SublimeREPLで簡単にインストールできます。
インストールは簡単ですが、SublimeREPLでPython3を有効にするのに少し設定が必要です。
以下のサイトを参考にさせて頂いたのですが、僕の場合はpyenvを使ってインストールしたのでPathの設定が少し異なりました。
まず、リンク先の説明にあるように、Preferences -> Browse Packagesで、FinderにSublime textのパッケージを表示します。そして、SublimeREPLフォルダの中にあるconfig/Python/Main.sublime-menuをコピーします。次にUserフォルダ内にSublimeREPL/config/Python/というようにフォルダを作り、Pythonフォルダ内にMain.sublime-menuをペーストし、その中身を以下のように編集します。
「ユーザー名」のところはホームフォルダの名前に変更して下さい。
[ { "id": "tools", "children": [{ "caption": "SublimeREPL", "mnemonic": "r", "id": "SublimeREPL", "children": [ {"caption": "Python", "id": "Python", "children":[ {"command": "repl_open", "caption": "Python 3", "id": "repl_python3", "mnemonic": "p", "args": { "type": "subprocess", "encoding": "utf8", "cmd": ["/Users/ユーザー名/.pyenv/shims/python", "-i", "-u"], "cwd": "$file_path", "syntax": "Packages/Python/Python.tmLanguage", "external_id": "python", "extend_env": {"PYTHONIOENCODING": "utf-8"} } }, {"command": "repl_open", "caption": "Python 3 - IPython", "id": "repl_python_ipython3", "mnemonic": "p", "args": { "type": "subprocess", "encoding": "utf8", "autocomplete_server": true, "cmd": { "osx": ["/Users/ユーザー名/.pyenv/shims/python", "-u", "${packages}/SublimeREPL/config/Python/ipy_repl.py"] }, "cwd": "$file_path", "syntax": "Packages/Python/Python.tmLanguage", "external_id": "python", "extend_env": { "PYTHONIOENCODING": "utf-8", "SUBLIMEREPL_EDITOR": "$editor" } } } ]} ] }] } ]
Tools->sublimeREPL->Python->Python3を選択すると、このようにpyenvで設定したPython 3.4.1 |Anaconda 2.1.0 (x86_64)でターミナルが立ち上がります。便利!
Python3でBuildできるようにする
Tools->Build System->New Build System… を選択し、以下のコードを入力します。「ユーザー名」のところはホームフォルダの名前に変更して下さい。
{ "cmd": ["/Users/ユーザー名/.pyenv/shims/python", "$file"] , "selector": "source.python" , "file_regex": "file \"(...*?)\", line ([0-9]+)" }
名前を「Python3.sublime-build」とつけて、パッケージのUserフォルダの中に保存します。
これで、Sublime text3で例えば以下のようにpyファイルを作成してBuild(cmd+B)してみると、バージョンがpyenvで設定したPython 3.4.1でBuildができるようになりました。
プログラミングはほぼほぼ独学で素人なもので、色々突っ込みどころがあるかもしれません。
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