『ハイカラ -覚醒するジャポニズム-』展 (2015)

「ハイカラ -覚醒するジャポニズム-」ボストン美術館スポルディング・コレクション

会場サウンドデザイン

会期: 2015年4月25日(土)- 5月13日(水)

午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日: 月曜日(ただし、5月4日は開館)

会場: 東京藝術大学大学美術館 陳列館1階、2階

観覧料: 無料

主催: 東京藝術大学COI拠点:「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション(東京藝術大学、JVCケンウッド、大阪大学、名古屋大学、京都大学、情報通信研究機構、ベネッセホールディングス、 ソフトバンクロボティクス、Makers’、NHKエンジニアリングシステム、NHKエンタープライズ、NHKプロモーション)

協力: 東京藝術大学アートイノベーションセンター

芸術は、いつの時代にも人々の暮らしに「感動」を与えてきました。科学技術が高度に発展した現代には、現代人の感性を揺さぶる「感動」があるはずです。本展覧会は、東京藝術大学COI拠点(「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション)による研究成果の一環として実施いたします。東京藝術大学が培ってきた美術・音楽・映像に身体表現を加えた芸術表現と最先端科学技術を融合させ、芸術と科学技術の連携によるジャポニズムをテーマとした研究成果の発表です。
ボストンの大富豪、ウィリアム・スチュアートとジョン・テイラー・スポルディング兄弟が1921年にボストン美術館に寄贈した約6500枚の上質な浮世絵版画は、寄贈の際、同美術館の外に出すことはもとより、公開展示を禁止するという条件が付けられ、その条件のもとで今日まで80年以上にわたり保存されています。本展覧会では、世界の浮世絵コレクションの中で最も無傷で美しい色鮮やかな浮世絵が集まった同コレクションの高精細データをもとに、東京藝術大学の特許技術を活用した高精細な複製や4K映像表現作品を展示します。

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