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陽明山で録音(9月8日)

昨晩は同室になったジェームズさん(高雄出身)と旅の会話が盛り上がり、ジェームズさん僕の旅程を全部チェックしてくれました。鉄道のチケットの取り方からおすすめスポットなど色々と親切に教えてくれてとても助かった!高雄でまた会えるといいな。

そういえば、昨晩の夕飯をのっけてなかったですね。

お、風立ちぬじゃーん

夜市の映画館。風立ちぬやってる。

士林ホットドッグ

士林ホットドッグ

腸詰め

腸詰め

本日の朝は7:30起床。同室の3人はまだ熟睡してたのでこっそり準備。

朝ビュッフェ

朝ビュッフェ

朝食後はすぐ、今後乗る予定の「高鉄(新幹線的なやつ)」と「台鉄(鉄道)」のチケットを事前購入しに台北駅へ。駅のカウンターでパパッと買えました。

今日のメインは陽明山国家公園。登山はできるしハイキングコースもあり、お花畑も温泉もあるという国家公園。台北で「自然」といえばここ!と前から聞いていたので、僕は登山道を狙ってガッツリフィールドレコーディングするつもりで向かいます。

台北駅からMRT(台湾のメトロ)で士林駅へ。士林駅でバスに乗り換えます。休日だからか分かりませんが、多くの人が立っている状態で急な道をかなりのスピードで走るのでバスの中は罰ゲームばりにハードでした。

30分ぐらいロデオしたら陽明山駅に到着。

バス停「陽明山駅」

バス停「陽明山駅」

陽明山駅は言わば、陽明山国家公園の入り口。ここから普通に歩いて近場を楽しむもよし、「108号線」という公園内のバスに乗り換え様々な場所に向かうこともできます。

僕はこちらで「体力に自信があれば」というおすすめコースを事前チェケラしてたので、小油坑→七星山登山→夢幻湖→冷水坑→絹絲瀑布という予定を考えていました。陽明山の見どころをかなり網羅できるプランです。

プランにそって、まずは108号線で小油坑を目指します。

108号線に乗るよ!

108号線に乗るよ!

このバスもロデオでした。さっきより過酷なロデオでした。

実は、国家「公園」って名前でナメてかかってましたが、108号バスに乗った瞬間、ああここ山だわって実感。小油坑着いたらちゃんと地図もらってルートしっかり確認しよう。

小油坑に到着

小油坑に到着

小油坑に到着。雲がかかってます。というのも既にこの時点で標高1,000m近いんですね。事前に全然調べてなかったのですが、元登山部に有るまじき行為です・・・。

ここではしっかりマップももらって、諸々の位置や所要時間を確認。

野犬いるじゃん・・・

野犬いるじゃん・・・

お昼にちまき食べる

とりあえずお昼にちまき食べる

野犬に狙われる

野犬に狙われる

陽明山国家公園の全貌だ!

陽明山国家公園の全貌だ!

七星の主峰はここ、と・・・

七星の主峰はここ、と・・・

よし1.6kmって結構すぐだよね!

よし頂上まで1.6kmって結構すぐだよね!

11:30登山開始!

・・・のはずが歩いて400mの時点で膝がガクガクしている!!

そういえば前に登山したのは僕が今の体重より20kgほど軽い頃だった・・・!それを完全に忘れていたのだ(笑うしかない)

無理して強行するか諦めるかかなり悩みましたが、膝がマジにやばそうだったのでバスチートを使って七星山をショートカットすることに決定。あまりの情けなさで心がツライ。

ただで小油坑を離れる訳にもいかないので周辺を散策。硫黄の香りがするスポット発見。

立入禁止の前方にお湯が湧き出てます

立入禁止の前方にお湯が湧き出てます

「小油坑、湧き出る温泉」バイノーラル動画

ちょっと風に吹かれてしまっていますが、温泉が湧き出るのはなかなかカッチョいい音がするものなんですね。

お湯が噴き出る

お湯が噴き出る

「小油坑、お湯が噴き出る」ステレオ音源

 

人が次から次へと来るのでこのスポットは早々に収録を断念。人気のない道を探すも見つからず、とにかく次のスポットに向かうことに。

購買部もある大きな拠点、冷水坑までバスで行く。足湯を発見。

足湯

足湯

とりあえず僕も

とりあえず僕も

次は、夢幻湖に向かいます。とにかく美しい湖らしい。

夢幻湖へ向かう入り口

夢幻湖へ向かう入り口

登る

登る

湖なのに上の方にあるから登る

湖なのに上の方にあるから登る

登る!

登る

結構登る!登山道が気持ちいい。

やっと見えてきた?

やっと見えてきた?

夢幻湖めっちゃ綺麗!!

夢幻湖めっちゃ綺麗!!

しかし、この湖を見ることのできるスポットが1つしかない。

唯一の夢幻池スポット

唯一の夢幻池スポット

唯一のスポットなので、とにかく次から次へと観光客が来ます。あまり長時間録音するのも他の人達に迷惑なので30分程ねばって切り上げ。皆録音中に面白がって話しかけてくれるので交流は深められましたが。笑

当然ですが、ちゃんと計画して人がいない時間帯を狙うべきだったと反省。フィールドレコーディングでは時間帯の選択も凄く大切です。

良い絵が撮れる場所では、良い音は録れないものであるな・・・。

少しでも良さが伝わればと思うので動画をあげます。

「夢幻湖」バイノーラル動画

 

やっぱり自然スポットに来た時は、それなりに自然が面白い音を出してるので、それを目立つように録音したいんですよね。「風にふかれない」「人がいない」スポットで、長時間録音することの大切さを感じました。

ということで、嬉々として行き止まりエリアに入っていく僕。

立入禁止(といっても行き止まり表示のようなもの)

立入禁止(といっても行き止まり標識のようなもの)

しかしここもまた結構ひらけているので風が強い・・・。今回全然音録れてないので焦る僕。

この後歩きまわって脇道なんかに入れないか探すも、そういう道が無い上に、どこ行ってもたいがい人がいる。

ここでも録音諦めて、次のスポット絹絲瀑布へ向かうためバス停へ。

途中で温泉を発見したのでついつい入る。しかも水着不要。

冷水坑温泉

冷水坑温泉

十分に絹絲瀑布を見れる余裕でバス停に着くも、一向にバスが来ない。バス待ちの長蛇の列ができる。台湾の人たちもかなりの騒ぎになってて、なんとここで結局1時間半の足止めをくらう。

これでは下山のバスが無くなってしまうので、絹絲瀑布もあきらめる。

そんなこんなで反省の多かった陽明山国家公園。しかし本当に綺麗で素晴らしかったです。今回見れなかったところも見たいし、またリベンジに来よう。

フィールドレコーディングについても気づきが多かったので今後にいかせればと思います。

 

結局19時前に台北に戻り、そこから疲れた体にむち打ち台鉄で松山に向かう。饒河街夜市慈祐宮を見るためだ。

この饒河街夜市では慈祐宮からお経の声が聴こえるとのこと。おもしろい音が録れると思いましたが・・・。

慈祐宮

慈祐宮

慈祐宮内部

慈祐宮内部

げえっ関羽

げえっ関羽

残念ながらお経は全く聞こえてきませんでした。

しかしたくさんの人が訪れています。熱心にお祈りする人がたくさん。

内部は比較的静かでしたが、外の喧騒が聴こえてきます。

「慈祐宮内部」バイノーラル録音

 

饒河街夜市

饒河街夜市

でもこれまたカオスな夜市の音は録音してきました。歩きつつです。

「饒河街夜市」バイノーラル録音

 

夕飯は名物の胡椒餅を2つ。

名物、胡椒餅

名物、胡椒餅

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