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阿里山で録音①(9月12日)

7:30に起床、台中とおさらばである。市内どこに行っても駅前の賑やかなテンションが続く、とても活気ある街でした。

今日は阿里山に向かいます。日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五大奇観」。「阿里山に行かずして台湾の自然は語れない」と言われている山です。

このGoogle画像検索「阿里山」。どれをとっても綺麗過ぎます。

しかし、ことフィールドレコーディングに関しては今までの不安が頭をよぎります。主なスポットがほとんど海抜2000mを超えるこの阿里山もきっとガッツリ整備されていることだろう。生半可な気持ちでは「人・車」が通らない道を見つけることはできないだろう・・・。

阿里山

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阿里山へは恐らくほとんどの人が「嘉義」からアクセスすることになると思います。

2011年4月までは嘉義駅から「阿里山森林鉄路」が通っており、この鉄道を利用して終点の「阿里山遊楽区」だけでなく、ホタルや竹林、老街を観ることのできる「奮起湖」で降りたり「瑞里」にアクセスすることが可能でした。

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しかし台風、脱線事故を経て、今や嘉義駅からは直接「阿里山遊楽区」に向かうバスの他に便利な交通はありません。まあ、ご来光なんかは「阿里山遊楽区」から観るのが一番有名なので、ほとんどの人はそれで足りると思います。

しかし僕は今回2泊するので、言っても阿里山から結構臨時バスとかあるんじゃないの?と、せめて「奮起湖」に行けることを期待しつついざ台中を出発。

 

まず「台中」から台鉄、或いは高鉄で「嘉義」に行きます。僕は今回高鉄を利用。

高鉄がきたよ!

高鉄がきたよ!

高鉄で30分もかからずに嘉義に到着。

「嘉義」高鉄駅前

「嘉義」高鉄駅前

嘉義から、唯一の阿里山行きである「好行」という会社の7239線に乗ります。(2013年9月現在)

嘉義から阿里山まで2時間半、290元(およそ870円)。バスではお釣りが出ないのでしっかりサービスセンターで両替してもらってお金を準備。

10:10分発のバスに乗りました。(このバス、本数があまり無いですし14時が最終っぽいので参考にされているかたはご注意下さい。)

「好行」7329線

「好行」7329線

ガンガン山を登る!

ガンガン山を登る

こわいよお!

こわいよお!

実は僕、宿泊コストをおさえるために、阿里山遊楽区からだいぶ手前の二萬坪駅付近にある阿里山青年活動中心に宿泊する予定でした。

しかし事前に運転手に伝えていたのにバスは阿里山青年活動中心を完全スルー、阿里山遊楽区に到着したではありませんか。運ちゃんに話しかけたらしまった!という顔をされ、謝られる。

しかしここで阿里山駅の宿の人達に凄い勢いで説得されます。青年活動中心からじゃご来光も見れないし絶対もったいないとのこと。うむ、それは僕もかなり心配していたことだ・・・。やっぱりそういう感じなのか・・・。

結局、阿里山好望角という駅の目の前ですっげー小さなお土産屋の奥にある部屋に宿泊することに。結構汚いし臭うけど、値段だけあって使い勝手は良い。

使い勝手とアクセスは文句なし

使い勝手とアクセスは文句なし

14時前にチェックイン、その後側のレストランで食事。

チキンライス

チキンライス

青椒肉絲

青椒肉絲

遅くなったけど昼を食べたら早速遊楽区へ突入。雨が降ってきたので装備を整える。

お水は大敵

水は大敵

レッツゴー

レッツゴー

涼しい、むしろ寒い

涼しい、むしろ寒い

整備された道を行く

整備された道を行く

妹潭

妹潭

姉潭

姉潭

雨も強いし、人がかなりいるので録音がはかどらない。

「阿里山遊楽区 雨の中傘をさす」バイノーラル録音

 

観光客の皆さんが大声ではしゃぎまくっているが、幻想的で綺麗。

幻想的

幻想的

大木

大木

小河

小河

17時ころに最短ルートを終えて戻る。結局ほとんど音は録れず。しかしもう暗くなってしまった。

写真ボケボケだけど綺麗でした

写真ボケボケだけど綺麗でした

実はこの時僕は謎のスーパーホームシックに。一人旅はしばらくしてからホームシックになると聞いていたので、ああそれかと納得。

しかしそれを天が知っていたかのように、宿で出会った中国から来たパン君(同い年)と友達に。一緒に夕飯を食べる。

パン君と食事

パン君と食事

夜は一緒に駅前を散歩

夜は一緒に駅前を散歩

夜は人がいないし車も来ないだろうと思い21時頃に森に入っていくも、近くを車が通る。それに遠くのホテルの音も聴こえる。奥に行くのは暗すぎてマジで怖かったので断念。

 

ちなみにブログを書いている今は、外が大雨。明日は3時半起きなのでそろそろ・・・。ご来光、見れるかどうか・・・。

明日こそしっかり録音したい!

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