十分で録音(9月9日)
台北最終日です。(帰国直前にまた寄る予定です)
今日でシー ユー ホテルともおさらば。同室の日本人青年とも感動のお別れを。新しくて綺麗で居心地の良いホテルでした。
朝のビュッフェは3日間の間で一番美味しかったな。僕の大好きな青椒肉絲があったしね。
朝は諸々ゆっくりメールをしたりして10時過ぎにチェックアウト。荷物を預けて「十分」へ向かいます。十分を堪能した後は、夜に高鉄で台中に向かう予定です。
「十分」は、平渓線と呼ばれる台湾北部の基隆河に沿って走るローカル線沿いの町。美しい山の景色とレトロな町の雰囲気が人気で、特に天燈上げが有名です。
まず台北から台鉄に乗って瑞芳駅まで行き、平渓線に乗り換えます。
台北でのチケット買いは慣れたものです。台北から40分ぐらいで瑞芳に到着。
瑞芳駅で待つこと15分。月曜平日なのに凄い混みようです。地球の歩き方に「平日でもカメラを持った乗客でいっぱい。」とありましたが、そのまんまです。
これまた30分ぐらい乗って、十分駅に到着。
「町の真ん中を列車が走るという珍しい町」と言うだけあって、しょっぱなから線路を横切らないといけない感じ、素晴らしいです。皆、次の列車が来るまで思い思いに線路に降りて写真を撮ってます。
ちなみに列車が来ると、駅員さんがピーピー!!と笛を鳴らし観光客を線路から撤退させます。
駅を降りたら、線路沿いにお土産屋が並ぶ十分老街。やっぱり人は多いですが、周りが自然に囲まれているので非常にのどかで落ち着いた雰囲気です。
「十分老街」バイノーラル録音
この雰囲気、凄く好きだなあ。田舎は田舎なのに、ちょっと廃れたものを見た後の寂しさが無くて、幸せ感に満ちている。僕はこの街に一目惚れしたかもしれない!詩人を連れてくるべきだったとは言ったものです。
来るのに意外と時間がかかったし、帰りの台中への新幹線の時間も気になって、もっと早く来るべきだとこの時点でちょっと後悔。
「竹筒」バイノーラル録音
十分瀑布は「台湾のナイアガラ」と呼ばれるでっかい滝。そして十分瀑布までの徒歩30分の道のりには、十分風景区と呼ばれる自然を楽しめる地域があります。
陽明山公園もそうでしたが、自然観光スポットはかなりしっかりと管理されている印象を受けます。
導線がしっかりと引かれていて、そこ以外には立ち入れないし、導線上には色々と楽しめる要素が置かれてるし、なんだかんだ奥まった所でもアクセスがしやすい。(十分瀑布へも、付近まで観光バスがたくさん入ってきます)
自然を手軽に観たり楽しめるって意味ではとっても良いんだろうけど、音録りに行ってるマイノリティからすると、ちょっと残念。
しかしそんな中でも、なんとか人も来ないし道路からも離れているスポットを発見。ここではだいぶねばれたので、良い音が録れたはず。
「十分瀑布付近の森林にて」バイノーラル録音
そして十分瀑布に到着。写真は十分瀑布の観光エリア内から。奥に見えるのが出入口です。
少し離れた所が静かだったので、録音、動画撮影。
「十分瀑布」バイノーラル動画(少し音量大きいです)
十分はめちゃめちゃ良かった。1日かけてゆっくり観るべきだと思った。今度から台湾行く人達には絶対おすすめしようと思います。
台湾の人々って、家族同士で凄く仲が良さそうです。思いやりが感じられます。母と子、父と子、そして親戚同士か、或いは年を取った親子か、色々な人達を見ましたが、皆おだやかに、周りを気にせず幸せそうに話をしています。
どんな価値観で生きてるんだろうなんて色々考えていたんだけど、彼らの幸福観みたいなものを十分の町並みから感じられた気がします。
結局一目惚れした十分を早く切り上げられるはずもなく、普通に高鉄に乗り遅れました。笑
台北からおよそ50分、高鉄「台中駅」に到着。
ここで「歩き方」を読んでなければ完全に迷ったであろう、実は高鉄「台中駅」に隣接する台鉄「新鳥日駅」から台鉄で数駅行かないと、いわゆる市内である台鉄「台中駅」に行けないのだ!
皆様お気をつけて。
駅から5分程で宿泊するHappy Star Hotelに到着。確かアクセスの関係かなんかでドミトリーじゃなくて少し割高なシングルルームのホテルにしたのでした。
夕飯を食べに出るも、台北と違ってどこもやってない。
ホテルの受付のお姉さんに聞くと、一番近い夜市「一中街」も22時には終わるとのこと。
かなり疲れていたので、探すのをあきらめ近くのファミマで・・・。
普通に美味しかった。明日は面白いもの食べたいと思います。
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