日月潭で録音(9月11日)
昨晩はなかなか寝付けず3時ぐらいまで起きてしまいましたが、ちゃんと朝8時にホテル出発。
今日はササッと台中市内の民俗公園を見てから、お昼には日月潭に到着するという算段です。
台中駅からバスに乗って20分程で民俗公園に到着。民俗公園はまさに都会の中の小さな公園と言った感じ、思ったよりこじんまりとしている。
民俗公園は台湾の民俗文化に関する様々な資料が展示されている「教育型施設公園」とのこと。
昔の衣装や家具、古典的な庭園や建物が見学できると聞いてやってきました。
「地球の歩き方」には8:30オープンと書いてありましたが、40分頃に到着するとまだ開いていない。
門の前で待っていたら、ここに授業を受けにに来ているというおばあさんが登場。多くの市民がこの公園に手芸や仏教等について勉強しに来てる的な事を言ってました。門に教室案内があったので何かしらやってるっぽいです。
かなり地域に根づいた公園なんだなあ、という印象を受けました。
9:00に門がオープン。オープンと同時に、まずは昔懐かし(らしい)なお土産屋が並ぶといわれる「民芸館」に入る。
早すぎたのかまだ全然お店がやっていない(笑)。しかし趣のある建物です。
お土産はそもそも買うつもりなかったので、昔の人々の生活様式が再現されている建物「民族館」へ向かう。
しかし説明とか全く無いんで、何が何なのか全然分かりません。
帰ってから調べてみると「民俗館」では清朝時代末期の生活様式が再現されているようでした。
次は地下にある「文物陳列室」へ。台湾の原住民や漢民族の衣装、家具等が展示されています。惜しいかな昨日の埔里酒廠のように日本語解説がある訳ではないので、なかなか実際どのように使われたかがよく分からない。
でも量はあるし、繁体字の説明を読みながらなんとなーくでも非常に面白い展示でした。
衣服の展示は正直なところ服よりも人形に目が行きます。完全にホラーです。
中華民国初期に関する展示もありました。
他にもたくさん展示はありましたがこのへんで。
智慧とは・・・?
「(智慧)仏語。相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。」
物事をありのままに受け入れることができるなら、それはありがたいことだと思います。
(※許可は取っております)
どうぞ皆様、智慧を・・・!
「智慧鐘」バイノーラル録音
「智慧鐘」ステレオ録音
民俗公園をたっぷり1時間程見学。来た時と逆のバスに乗って、日月潭行きの南投客運バスターミナルに向かいます。
ちなみに台中ではバスは8kmまで無料のようです。今回もお金がかかりませんでした。
台中市南投客運のバスターミナルから日月潭行きのバスに乗ります。
今回は「日月潭好行券」と呼ばれる、台中から日月潭のバス往復券や九族文化村入場券、ロープウェイ、日月潭環潭バス券、フェリー券が一緒になったお得な観光パスを買いました。990元なり(3000円弱)。
まさかこのほとんどを無駄にするとはこの時思うはずもありませんでした・・・。
※以下、僕の日月潭奮闘記みたいになっております。笑
バスに乗ること2時間弱、日月潭駅に到着。
平日ですがもちろん賑わっております。「日月潭の水の静けさ」を無事捉えることができるでしょうか。
日月潭駅、水社碼頭付近。
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まずは帰りのバスや日月潭フェリーの最終便などを確認。作戦を練ります。分かってたことですが日月潭内の交通はどれも夕方に終わるのでかなりタイトになりそう。
12時に駅に到着しましたが、まずは急いで昼食を。
早速ですがフェリーに乗って対岸の玄光寺に向かいます。
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玄光寺は、地図を見る限り一番周りに何も無いので、静かな音が録れるんじゃないかと考えました。
しかしフェリーのシステムが全然分からない。どうやら様々な交通会社の船が入り乱れているらしいが・・・。
この時点で人に聞けばよかったんですが、なんとなく自分が持ってるチケットに記載のある会社の「玄光寺行き」と書いてある場所で待ち、他の団体さんに紛れて乗りました。
一応チケット出して見せようとしたのに船員さんは忙しい様子で見向きもしません。笑
心配をよそに、15分程で無事玄光寺フェリー乗り場に到着。
ここで一発良い音を取っておきたかったので、周辺を散策。
人は少なくなったものの、そもそもこっから日月潭が全然見えない。
音的にもすぐそばをずっと車道が通っており、(恐らく)農薬をまく作業も行われており録れたもんじゃない。
ちょい時間かけて別の道を進んでいくもダメ。14時を過ぎた時点で諦め、フェリー乗り場に引き返す。
次の目的地は「伊達邵碼頭」。ここから「日月潭ロープウェイ」に乗り日月潭を一望し、ロープウェイ終点にある九族文化村を見学する計画だ。
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九族文化村行きのロープウェイは16時で終わってしまうので、遅くとも15:00時には玄光寺発のフェリーに乗りたい。
「伊達邵碼頭行き」と表示のある乗り場で待って、とりあえず到着した船に乗る。15時ぴったりだ。
船に揺られ15分、朝霧碼頭に到着。
朝霧碼頭!?朝霧碼頭って、日の出の風景で有名な朝霧碼頭Google画像検索じゃないか!伊達邵碼頭と逆だよおおおお!
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朝霧碼頭から伊達邵碼頭のフェリーは無いので急いで水社碼頭に走ります。笑
「あ〜、伊達邵碼頭には玄光寺経由しないと行けないから、今からだと九族文化村は絶対間に合わないよ、残念!」
うええええん、これにはがっくり。泣
ここで親切な交通会社のおじさん達が船の乗り方を教えてくれました。やっぱり僕は違う会社の船に乗ってたらしいです。笑
団体が多いからろくにチケットの確認もされなかったみたい。(もちろんちゃんと買って下さいね)
九族文化村分のチケットは結構な値段だったのに、無駄になってしまったぜ・・・。悔しいのでダメもとでロープウェイにだけでも乗れないかと思いとりあえず伊達邵碼頭まで向かう。それに、伊達邵碼頭からは夕日が見れるはず。
伊達邵碼頭に到着。ここだよここに来たかったんだよ。
しょうがないので、帰りのバスの時間まで伊達邵碼頭を探索して録画・録音スポットを探すことに。
怪我の功名か、日が出てきて、しかも九族文化村が終わっている事で人もだいぶ少ない。
「伊達邵碼頭から見る日月潭」バイノーラル動画①
「伊達邵碼頭から見る日月潭」バイノーラル動画②
低域のノイズが凄いので少し削ったんですが、削りすぎたかな・・・。
実は体力的にこの時点でヘトヘト。名物の紅茶を飲みながら帰りの水社碼頭行きフェリーを待つ。
日月潭、リベンジしなければ・・・。夜明け前と九族文化村を見にまた来よう。
「日月潭 水辺にて」ステレオ録音
しかし、それぞれのスポットの有線放送や観光客相手の演奏ユニット、大音量のフェリー放送、すぐ近くを走る車、音的にはなんとも言いがたかった・・・。
これらが全部無かったら(よくない言い方だとは思いますが)、もっともっと魅力的に違いないと思う。
夕飯はホテル近くの「鉄板焼き丼」なる日本風のお店へ。美味しかったけど、腸詰めや豆腐はいかにも中華の味でした。
明日は台中を離れ、阿里山に向かいます。朝も早いのでこのへんで。
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